01
.
ヘッドホンとスピーカーをデザインのポイントにしているのは「聞き役で、お喋りなロボット」と云うコンセプトが、
テレビ画面からでも一見して解るようにとの配慮によるものです。ちなみに、ロボットの声(吹替)は小日向文世さん。
ロボットデザイン・製作
NHK様よりご依頼を頂き、ドラマ出演用のロボットデザイン及び実機の製作を行いました。
ご依頼を頂いたきっかけは、当ホームページ > プロダクトデザインにある「家庭用コミュニケーションロボット」が、ドラマ登場予定のロボットのイメージにピッタリとのことで美術担当の方の目に留まったことにあります。
ただ、脚本が出来上がる過程で、ロボットのキャラ設定が大幅に変わって行った為、当初予定とは全然違うデザインになっちゃったんですけどね(笑) → ねっ。 ピース! →
ロボット用の組立てパーツなどを一切使用しないオリジナルデザインの為、造形面の設計だけでも大変だったところに、俳優相手に身振り手振りの演技が出来るようリモート操作したいとの御要望。
可動部が首振り程度のつもりだった当初案から、一気にハードルが上がってしまいました。
結局、相当数のサーボモーターを関節に組込むことに。
さて、このロボット君、ドラマではどんな風に演技できたことでしょう...。(2015年9月26日 NHK ドラマスペシャル)
ちなみに、ドラマの撮影現場に立ち会って、ロボットの操作(演技?)もやってきました。
出演は、瑛太さん、相武紗季さん他。 ロボットは私(笑)。
現在 NHK様より返却され、オフィスの主になってます。
大阪弁を覚えて、喋りまくってますよ(笑)。
ピース!
開脚もへっちゃら。
2030年型ロボットの想定ですが、何もできない癒し系という事なので、ちょっとレトロなロボットの雰囲気を醸すことも意図されています。
あと、身振り手振りがテレビ映えするように、手足は長めかな。関節のアクセントカラーも目立つでしょ。
尻餅 うひゃ〜。
四股ふんじゃった。 どすこい。
ベタ座り あ~あ、しんど。
キチンと座ってみました。 キリッ!
(C)2015 ASPECT DESIGN GROUP All Righs Reserved.